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骨粗鬆症(骨粗しょう症)

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骨粗しょう症とは?

骨粗鬆症とは、骨の強度が下がり、骨折しやすくなる状態のことです。骨折すると、身体機能の低下をきたし、生活の質が低下し、寝たきりになることもあります。このような状態になるのを避ける為には、あらかじめ骨粗鬆症を治療し、骨折を予防することが大切です。日本には約1200万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。(2016年度調査)

骨の強度は「骨密度」と「骨質」で決まると言われます。骨の強度は、骨密度(こつみつど)と骨質(こつしつ)によって決まります。骨密度は、単位体積あたりの骨量と定義され、g/cm3で表されます。カルシウムなどのミネラルが骨にどのくらい含まれているかの指標となり、骨塩量、骨量、BMD(bone mineral density)などとも表記されます。
一方、骨質は、骨の微細構造や、代謝回転、微小骨折、石灰化度などにより規定されます。骨強度のほぼ70%が骨密度により決まり、残りの30%が骨質により決まるといわれます。骨粗鬆症の予防では、この両方を維持することが大切です。

骨粗しょう症とは?

骨粗しょう症

症状

骨粗しょう症になっても痛みはないのが普通です。しかし、ちょっとしたはずみで背骨が骨折したり、転んだときに手首、太もものつけ根などの骨折が生じやすくなります。骨折すると、その部位が痛くなり動けなくなります。背骨が一つ、また一つとつぶれていくと、背中が丸くなったり、腰が曲がったりして、歩きづらくなってきます。

骨粗しょう症の症状

病態

骨量が減少し、ほんの少しの外力でも簡単に骨折してしまう病気です。閉経後の女性や高齢者に多く見られます。

骨粗しょう症の病態

「骨粗鬆症」を早く診断するには?

「骨密度」は骨の強さをはかる最も簡単な検査なのですが、重要な点は「骨密度」を計測する部位(どの骨で計るのか?)とその方法です。まず将来、骨折が起こりやすい骨、その骨折によって重い障害を受ける危険性のある骨で計測するべきでしょう。すなわち背骨である「腰椎」と、あしの付け根である「大腿骨近位部」が最適です。また方法には3種類の方法がありますが、早期の診断と治療効果の判定にはDXA(デキサ)法が正確で再現性があり、現在広く推奨されています。

当院では、腰椎と大腿骨近位部をDXA(デキサ)法で計測する骨密度測定装置「HOLOGIC製」を設置しています。

予防
・転ばないように注意する
・カルシウムを十分にとる
・ビタミンD、ビタミンK、リン、マグネシウムをとる
・適量のタンパク質をとる
・禁煙し、アルコールは控えめにする
・運動、日光浴をする
治療
内服薬や注射などによる治療を行います。骨折した場合は、それに応じた治療が必要です。閉経後の女性には、整形外科医の定期的な検診をお勧めします。

「骨粗鬆症」のお薬にはどんな種類があるの?

テリパラチド(PTH製剤)
2種類ありますが、いずれも注射薬です。副甲状腺ホルモン(PTH)の作用を応用したお薬です。早急に骨密度を改善する必要のある、骨折の危険性が特に高い患者さんに効果があります。

商品名: テリボン

来院いただいて毎週皮下注射します。1年6ヶ月継続します。

商品名: テリボン オートインジェクター

毎日ご自宅でご本人かご家族の方が皮下注射します。1ヶ月分の注射薬が入ったペン型の自己注射器械を使い2年間継続します。
当院では院内処方で対応しており、始めるときには看護師がマンツーマンで指導しています。途中で不明な点があれば再度来院いただいて指導しています。高齢の方もご自宅での自己注射は十分可能です。
抗スクレロスチン抗体
2019年3月に登場した骨形成を促進しながら骨吸収は抑制する、両側面から骨粗鬆症に効果があります。すでに脊椎の骨折がある患者さんや、骨密度が著しく低下している重度の骨粗鬆症の患者さんに使用する注射薬です。

商品名: イベニティ

1ヶ月に1回の皮下注射で12ヶ月(1年間)継続し、その後は他の骨粗鬆治療薬に移行します。
活性型ビタミンD3

商品名: エディロールなど

カルシウムの吸収を良くする、毎日内服するお薬です。
SERM

商品名: ビビアントなど

女性の閉経後骨粗鬆症に的をしぼったお薬です。毎日内服します。
ビタミンK

商品名: グラケーなど

骨形成を促し、骨吸収を抑えて骨密度と骨強度を高めます。1日3回食後に内服します。
ビスホスホネート

商品名: ボナロン経口ゼリーなど

内服薬は月1回のみ内服するものと、週1回内服するものがあります。
いずれも朝起床後すぐに内服し、その後は30分ほど他のお薬や食事をとることはできません。

商品名: ボンビバ

骨を壊す細胞に働いて、骨の吸収をおさえることにより、骨量を増やす働きがあります。
通常、成人は1回1錠を月1回、朝起きたときに(食事の前に)コップ1杯(約180mL)の水で服用します。
服用後少なくとも60分は横にならず、水以外の飲食(カルシウムやマグネシウムなどを多く含むミネラルウォーターを含む)や他の薬の服用を避けてください。